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乾きと潤いがめぐり合うところ
私はなぜ、いつも同じ景色にたどり着くのだろう? 花は散っては咲き、 月は欠けては満ちる。 私の前にもまた、 乾いた大地のような繰り返しが現れる。 このパターンは罠ではなく、 雨を待つ大地に注がれる光のようなものかもしれない。 いま触れようとしている渇きは、...
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6 日前


名もなき王女の見えない王国
風が 何かを知らせに来た朝 まだ名も知らぬ わたしが この世界に ひとしずく落ちた 光は覚えていたけど 言葉が ついてこなかった 「やさしい子ね」 「えらいね」 「わかってるね」 誰かの期待のなかで わたしは 誰かを演じていた 笑えば褒められ 沈めば心配される...
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8月9日
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