彼方へビーム
- 7月8日
- 読了時間: 3分
こんにちは。ジヨンです。
2回目の投稿になりますが、
今日は珈琲豆から蘇った記憶のことを。。
少し前、近所に珈琲豆のお店ができました。
生豆が30種類くらい並んでいて、どれを選べばよいか迷っていると、店員さんが"ちょうどいい感じ”で話しかけ豆を選んで焙煎してくれます。
煎るときの香りには、珈琲豆でしか出せない癒しがあるのでしょうか。 出来上がりを待つ間に、ある短い会話が思い出されました。
韓国で焙煎をしていたところスカウトされ、沖縄へ来て、首里のカフェで働くようになったいうその人は、
『ヒーリングとかスピリチュアルなことは
人によって感受性がすごく違う。
話されても施されても、よくわからなくて、上からものを言われていると感じる人もいると思う。
誰でも受け取りやすいものを入り口にするのはどうですか。たとえば触れた生地のなめらかさとか
口にするもの、香りとか。
五感に触れるものが入り口になると気負わずヒーリングを受けられるんじゃないかな。セッションをより多くの人伝えられると思うんですよ。』
と、唐突に話し出しました。
深い話をするような前提がまったくない、知り合いの知り合いの薄い関係…すらもない、これというテーマもない食事の席。
わたしがヒーリングについて熱く語ったわけでもない。そもそも会うのは初めてだ。
どういう意図があるのだろうか?と困惑しましたが、
視線を逸らさず、伝えずにいられなくて自然と外へこぼれてしまったような澄んだ言葉だったので、言葉そのままを何も加味せず受け取りました。
わらわらと遅れた人たちがやって来てその話はそこで終わり、その後会うこともなくもう何年も経ち、
すっかり忘れていて、まったく顔も思い出せないのに、言葉だけがくっきり浮かんでくる。。
一瞬浮かんだ記憶にぼんやりしたけれど、暑さのなか、珈琲豆やら何やら、色々抱えて家に帰る間にすっかり忘れて過ごすこと数日。
週末、出先で目についたカフェに入ったところ、『Enjoy♪』と出されたチャイが今までで一番の美味しさで、店員さんのチャーミングな笑顔と相まって、なんとも幸せな気分に。
そうしたらその人の言葉がまた浮かんできたので、これは黙っていられませんとばかりに、
『純度の高い一瞬に最善が発動されると思う。直接的でも間接的でも。
伝える方法は無限でどれもありだと思う。だから自分が楽しめるアプローチを選ぶよ。』
遥か彼方へ向かってビームしました。
ちなみにとても美味しいチャイのお店は
両国の”自家製スパイスmyChai “さんです⭐︎
暑い日々ですがどうぞご自愛ください。
ジヨン



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