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9年後の石垣島

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

こんにちは。Yumikoです。


先日、石垣島へ行ってきました。


こちらのブログへお越しくださるみなさんであれば、お馴染みの地。


そう、あのMakikoさんの暮らす石垣島です。



Makikoさんにお会い出来たこと


石垣島の植生に触れられたこと


美しい海を見ることができたこと


もう、これだけで夢見心地の大満足という気持ちなのですが、


私なりの石垣島への想いを、今日はシェアをさせてください。



九州離島は数あれど、赴き、宿泊をしたことのあるのは、石垣島のみ。


前回は、たしか9年前。


そして、今回で2度目。


どちらもパーソナル・イヤー・ナンバーが「9」のときに


訪れることとなった地に、奇縁を感じずにはいられません。



石垣島に入ってから、石垣島を出るまでの間


どんどんと、無駄なものがそぎ落とされていく感じがしました。


削ぎ落されるといっても、鋭利な剣で断ち切られる感じではなく


南の地方特有の温暖な海風に包まれて、汗とともに気化していく。


そんな感じです。



いつの間にか


ちょっと格好をつけていたこと。


うっすら我慢していたこと。


小さな出来ないを責めていたこと。


敏感になり過ぎていたこと。


そんなものが、しゅわしゅわと蒸発していって、


どんどんと爽快にカタチを失っていく。


優しい白日の下に気持ち良く晒されていく感覚がありました。



そうして、太陽に晒され思い返されてきたのは


この9年のことでした。



個人的にこの9年を振り返ると


仕事が変わり、住む場所が変わり、付き合う人が変わりました。


物事の感じ方や捉え方も変わりました。



その過程で


自分を奮い立たせ、変えようとしたことは


一時、変わったように見えたとしても結局もとへと戻り


力もかけず、恐れも焦りも執着もない事柄の方が


良いように無理なく自然に変わっていたなと思います。



きっと宇宙は


その過程が、どんなにかゆっくりであろうと


無理なき成長、無理なき発展こそ


力強く、豊かで、美しいということを


自生することへの信頼を


せっかちなところがある私に


9年という、ひとつのサイクルをかけて


教えてくれていたのかもしれません。



何よりこの石垣島という地は


まさに、自生地そのものなのだと思います。


どこまでも太く隆々と栄える木の根も


長い時間をかけて波が削っていた岸壁の彫刻も


意図的ではない、成長の軌跡を辿ってきた存在たちが


そこかしこにいて


同じ言葉を交わさずとも


自然に生え育ち生きることの尊さを


肌で伝えてくれているような気がしました。



変わろうとして変えられなかったことは 


変わらなくてよいことなのかもしれない。



変わろうとして変えられなかったことは


自生している育てるべき個性なのだろう。



すっぱりと清々しくそう思えたのは


石垣島という場所の力なのか


Makikoさんのエネルギーに触れたからなのか


はっきりはわからなかったけれど



これまでの9年に別れを告げ


これからの9年への後押しを得た


終わりとはじまりの潮目を感じた


石垣島の旅となりました。

























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