10分間の魔法
- 10月1日
- 読了時間: 2分
「煮洗い」が好きなのです。
どうしてもタオル繊維の奥に残る臭いを取り除きたい!という想いがあり、
行きついたのが「煮洗い」でした。
おかげさまで「煮洗い」をするようになってからというもの、
晴れてタオル繊維の奥の臭いから解放されるようにはなったのですが、
同時に、それだけではない何かが「煮洗い」にはあるような気がしてきたのです。

沸き立つ湯の中、タオルを放り込み待つ10分間。
コポコポ煮立つ湯音の心地良さと
除菌の成果とともに上がってくる蒸気のほとばしりを感じながら、
鍋の前にいると、次第にぼーっとしてきます。
すると、いつの間にやら
考え事は取るに足らないことへと、
苛立ちや焦りは落ち着きへと、
頭も心も不思議なことに鎮まっていくのがわかるのです。
菌という肉眼では見えないものがクリーンになっていく過程に、
自分の中の何かを重ねているのでしょう。
10分経つ頃には、
タオルのみならず、取り切れなかった自らの内部の汚れさえも
根こそぎ持っていってくれたような感じ、よもや魔法ではあるまいか?
という気がしてくるのです。
実際、火や水には浄化の力があるので、その2つが合わさる煮洗いには、
そういった効果は本当にあるのではないかと推測しています。
我が家は火ではなく電気ではあるのですが…😅
軽い瞑想気分で
タオルも自分もスッキリする一石二鳥の
煮洗い生活、いかがでしょうか。




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