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空飛ぶはいり

  • 6月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月8日

こんにちは。Yumikoです。


みなさん、飛行機の中で眠ることはできますか?


私は、本当は移動中ずっと寝ていたいという望みがあるのですが、


非日常的な移動方法ゆえ、どこかに緊張があるのか、そわそわしてしまい、


少ししか眠ることができません。


そこで、本を持ち込みます。


比較的薄くさらっと読める本が理想的で、



理想的な厚さの本として何気なく本棚から手に取ったものがこちらでした。


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俳優の片桐はいりさんが書かれた「グアテマラの弟」という本です。


かなり久しぶりに読んだのですが、やはり、この本、とっても面白かったです!



題名のとおり、はいりさんの弟さんは、南米グアテマラに暮らしているそうなのですが、


人々の暮らしの様子、弟さんをはじめとするご家族とのやりとりの様子などが、


ありありと、くっきり鮮明な文体で描かれていて、


あまり馴染みのない国のお話でありながら、しっかりと情景をイメージすることが出来、


さながら目の前で舞台でも繰り広げられているかのような吸引力がありました。


また、はいりさんの好奇心と行動力が直結している感じや、


ご自身の心に噓偽りなく正直に生きていらっしゃるところも、


読んでいてとても気持ちの良いものでした。



そして、何より良かったのは、


あまりに引き込まれる為に、飛行機の揺れが怖くなかったことです(笑)


ちょうど、私が到着した頃の石垣島の天気は、なんと雷雨!!


いつもであれば、心の中で「ひーっ」とか「ふーっ」とか言っているところ、


「今、私は片桐はいりさんといるから大丈夫!!」という謎の自信と勇気で満たされて、


兎にも角にも、心強かったのです。



みなさんも、どうぞ、安全な空の旅には片桐はいりさんを。


ちょっと笑うことも請け合いなので、口元へはハンカチのご用意を。


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