干し野菜をつくろう
- 5月27日
- 読了時間: 2分
更新日:6月3日
残り野菜を見繕い
ネットにそれらを広げたのなら
「またあとで」と
再会を待つ温もり時間。
陽の光をたっぷりと浴びなおし
その日吹く風に身をゆだね
自然変化を遂げた野菜たちの
旨味をぎゅっと閉じ込めた濃縮の味。
ひとたび食べたのなら、じんわりと滋味深さが広がります。
いつもの野菜に飽きたときなど、ちょっと気分を変えるよう
楽しんでみられてはいかがでしょう。
❐材料
干してみたい野菜をお好きなだけ。
お選び頂く野菜は何でもOKですが、初めのうちはトマトなどあまりジューシーな
野菜よりは根菜類の方が扱いやすいと思います。
大根・人参・きのこは、扱いやすいので初めての方にはおすすめです。
❐作り方
1.干してみたい野菜を選びます。
2.野菜を洗ってカットし、水気はキッチンペーパーなどで拭き取っておきます。
大根は7~8mm、人参は5~6mm、それぞれ短冊切り。きのこは石づきをカットし
子房に分けます。

3.ざるやネットに重なりを避けて2.の野菜を並べ、日が当たり風通しの良い場所で
干します。
ざるやネットがない場合は、大き目のバットやお皿の上にキッチンペーパーを敷いて
並べます。

4.待ちます。
気候と野菜の厚みなどによりますが、だいたい半日程度で出来上がりです。
夕方になってもまだ乾燥が足りないようでしたら、一旦部屋に取り込み、
次の日にまた外に出すという具合で、干し具合を調整してみてくださいね。
また、あえてのセミドライ仕上げを楽しむこともできますよ。

❐食べ方
お味噌汁の具として、野菜炒めとして、普段のお野菜と同様にお使い頂けます。
おすすめは、炊き込みご飯です。旨味が強いので、調味料を少なくしても十分に
美味しく頂けます。
セミドライの大根や人参は、そのまま”おやつ”としても美味です。
❐保存の目安
セミドライ 冷蔵庫2,3日 冷凍庫1週間
ドライ 冷蔵庫1週間 冷凍庫1-3か月
どうやら、”干し芋”も作ることが出来ると小耳にはさみました。
面白そうなので、今秋はぜひ挑戦したいと思います!



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