AI時代のふつうの心
- 10月20日
- 読了時間: 2分
AI技術の発達により、調べれば何でも答えてもらえる昨今です。
彼らは、時には良い話し相手であり、
様々な角度から思考や視野をサポートしてくれ、世界を広げてくれる相手でもあります。
だからこそ、なのかもしれません。
私の中で、静かに、そして、くっきりと、浮き彫りになってきた想いがあります。
「寂しいじゃないか!」
色々、答えてくれるけれど、とても便利だけれど、やっぱりどこかに虚しさを感じます。
距離感というのは難しいものです。
近すぎれば苦しく、遠すぎれば寂しい。
それでもなお、
もっと生身の温かな繋がりを、私は求めているのだということがわかってきました。
人間の持つ自然な温かみ。
晴れた日には「今日は良いお天気ですね」とあいさつしてくださるご近所さん。
「ここは、入館料いくらだったかい?」と、
通りすがりに孫に聞くかのように尋ねてくるお爺さん。
ふらっと入った直売所で、
「唐辛子食べられないけど作っているの」と、ふんわり面白いことを言ってくださるお母さん。
―これらは、最近心が温もった瞬間です。
特別に深い話をしているわけではないけれど、
肩ひじ張らない気楽な声がけが、縁側でお茶でも飲むような、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。
良い意味でボーダレス。
そしてプライスレス。
ふつうのことかもしれないけれど
ふつうのやりとり、ふつうの繋がりが
生命の喜びとなり、生きるエネルギーへと変換されるのだなと感じています。
そして、私は、こういった"ふつう"を大切にしたいのだと思いました。
かなり飛躍し過ぎですが、
知的処理をAIがやってくれるのであれば、
人間は心を温め養うこと、整えることにもっと注力していっても良いのではないかなと、
思ったりしています。
みなさんは、急速に変わるAI時代をどのように感じていらっしゃいますか?

唐辛子を食べられないけれど作っているお母さんより買った唐辛子と、ツルウメモドキです😊



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