アーユルヴェーダと幸せ☆
- 9月25日
- 読了時間: 2分

今日は春から学びを深めているアーユルヴェーダの講習の最終日でした🌿
最後の時間は
アーユルヴェーダの定義についてでした。
アーユルヴェーダはインドの伝統医療が主だと広がっていますが、
実は医療の面はほんの一部で
アーユルヴェーダの古典書チャラカ サンヒターにはアーユルヴェーダの定義はこの様に書かれています。
『アーユルヴェーダとは有益な人生と無益な人生、幸福な人生と不幸な人生、人生にとって有益なことと無益なこと、人生の長さ、人生そのものが説かれるもののことをいう』
意味は、アーユルヴェーダを使ってどう人生を送っていくか?
アーユルヴェーダで得た健康をどう人生に使かいますか?
ということ。
それが大切だとと説かれている。
ということを最後に確認しました。

幸福な人生について、
最後にアーユルヴェーダを教えてくださっている先生がご自身のインドの
師匠について話してくれました。素敵なエピソードだったのでご紹介させていただきます。
先生のインドのお師匠さんはインドのアーユルヴェーダ医師の中でも5人しかもっていない特別な称号をもつ、とても有名なアーユルヴェーダの医師。
そんなに有名で知識のある方なのに、なんと住んでいる場所は、アーユルヴェーダ大学の学生寮の一室。その学生寮の中でも端っこの、トイレの前の臭い狭い部屋だったそう。日本の有名な医者だったら豪華な家に住んでいる方が多いのに、なぜなのだろうとお師匠さんに尋ねたそう。「大学はお師匠さんになんでこんな部屋を用意して、お師匠さんはどう思っているのですか?」と聞くとお師匠さんはきょとんとして
「自分の好きなアーユルヴェーダを学びたいと思ってくれる学生にすぐに教えることができることが幸せで他に何もいらないよ」と笑っておっしゃったそうです。先生は幸せってシンプルなものなんだと、感銘を受けたそう。
私はそのお話を聞いて、大切な原点に気持ちが着地した感覚がありました。
この感覚を忘れない様にしようと思いました🌿
sorairis



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