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此処に在る

  • 3月2日
  • 読了時間: 1分

ぎうぎうと地面を押し返し

歩く山の道。



次第に息は上り

身体はじわり熱を帯びていく。



縦横無尽に吹き付ける

肌刺す風に

耳は痛み

頭は冴える。



誰に頼まれたわけではない

望んだのは私なのだ。



愚かである

ちっぽけである

けれども

捨てたもんでもない。



そしてなおも

まだ

人間である。



此処にあって良いのだ。


此処に在りたいのだ。



鼻を赤くし

登った頂。



天晴

今日も生きている。




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